どうも、どぅです。さーむいですね、暖房が絶対手放せない季節ですけど、みなさん元気ですか??
今日は人気になってる書籍「子供六法」。著者の山崎聡一郎氏が、ご自身の虐められていた体験を元に書かれた、子供のための法律書になっています。
山崎氏は中学生の時に六法全書を読むまで、いじめが犯罪であることに気づかずに、自分で自分の身を守ることができなかったといいます。だからこそ今、同じように悩む子供たちに「法律の知識をもち、自分自身の身を守る力を身につけてほしい」とお話ししていました。
(おぉ、中学生の時に六法全書を。。僕なんか漫画とゲームの攻略本とかしか読んでなかったのに。)
「全ての人は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利について平等である」とうたった「世界人権宣言」が国連で採択されたのは1948年12月10日。「世界人権デー」の淵源になりました。
宣言の通りに、人権は誰もが生まれながらに持っている、かけがえのない権利です。いじめは明白な人権侵害ですけど、山崎氏同様に、子供が自身の人権について知り、理解する機会はあまりないです。
僕も知らなかったんですけど、国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が今年実施した調査では、国連採択から30年を迎えた「子供の権利条約」について、子供の約3割、成人では約4割が”聞いたことがない”と回答していましたと。
児童虐待やいじめなどがあとを立たない中で、人権を持っているといっても、その内容を知らなかったり、正しく使うことができないと自分を守ることは難しいですね。
子供を、単に保護されるだけの受け身の存在ではなくて、権利を使うことができる主体者と位置付けて、権利の価値と使い方を正しく教える人権教育の普及・確立が今の時代に大衆が求めている大きな流れなのだと、書籍の人気から感じます。
教育されることによって、人権意識に目覚めた子供たちが、友達に話地域に働きかけ、学校や教員、親世代も巻き込んで社会を変えていけるはず。。
「人権を守る」といっても決して難しいことではなくって、まず自分自身を大切にし、同じように目の前の一人も大切にすることから始まるんじゃないかと。
まずやってみる一人から、世界は変わっていきますね。
中学生で六法全書を読むのなんてかなりハードだなあ。結局、一人ひとりの心がけが大事ってことだよね。